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執筆者の写真Billy Ohsaki

【DX集中連載⑥】なぜDX人材は足りていないのか? - Why we cannot hire enough DX talents always?



人はいるのに、なぜDX人材はいないんだろう?


「日本では少子高齢化という恐ろしい現象が起きているから、労働人口も減っている。  労働人口が減っているから、日本のDX人材も減っている」


という説。


どこかで聞いたことがありますか?


信じられない事に、従来(コロナ以前)は、この説を鵜呑みにして「仕方ないよね」と思考停止してしまい、DXの企画すら取り下げてしまう企業が多くありました


もしこの説が正しければ、なぜ人材が不足しているなか、DXに成功している企業が多く存在するのでしょうか?


これと同じ様な問いは多くあります。


なぜ、大学生の入学率は、人口減少で増えるはずなのに、充分に反映していないのでしょうか?


なぜ、全国の自治体で就職活動をしている人数は、何年も減っていないでしょうか?


ことDX人材については、国籍も問わず、採用側の企業数も増えている中で、DX人材が不足している現状。


RISEbyStudy™では、人がいないのではなく、「人」を、DX「人材」に育てる教育が足りない事実こそが、DX人材不足の最大の要因だと考えています。



RISEbyStudy™ が考える『寄り添う』IT人材教育


DX人材を育てる際に必要なIT教育に対して、「複雑」「高い」「時間がかかる」等、多くの企業が先入観をもっています。


説明が難しくて価格が高い、効果もよくわからない。


費用対効果がよく見えないIT教育に対しては、私達も同じ印象を持っています。


ですがそもそも、IT教育のカリキュラムそのものを作るのは人間です。


もし、カリキュラムを作る際に、少し努力をして『人間性』を増やし、分かりやすい、参加者に寄り添うIT教育プログラムに仕立てるのは、決して不可能な事ではありません。


例えばAI技術を説明する際に、「アルゴリズムで学習している機械」と、「人間が学習するものを数字化して機械にも勉強してもらう」と表現するのと、どちらが理解しやすいでしょうか?


IT教育担当者がどれだけ平易な言葉で、分かりやすく説明できるかで、テクノロジーの世界の見え方は大きく変わります。


それは例えば、パソコンの操作をほとんどした事が無い人でも、最先端のテクノロジーを理解したり、背景にある理論の深い部分にまで興味が湧く様になる事があるほどです。


RISEbyStudy™の教育プログラムでは、参加者に『寄り添う』『優しさ』を大切にしています。


私達の学習では、単なる知識を教えて終わるのではなく、興味が沸いてくる所をスタート地点としています。


そこから徐々にハードルの高い箇所までプログラム参加者寄り添って歩んでいくことが、RISEbyStudy™のメソッドです。


採用側の企業にとって『優しい』『分かりやすい』IT教育がもたらすメリットは?


『優しい』IT教育のメリットは、プログラム参加者だけではなく、卒業生を採用する企業側にもメリットが多くあります。


多くの企業でDXを推進する中で起きる問題に、コミュニケーションロスがあります。


これは現場のDX人材が、(ITに詳しくない)上司や現場の他の社員と話す際に、分かりにくい用語を多く使うために、結果として合意形成が進まない、もしくは、誤った合意を気づかずに進めてしまうなどで、DXが失敗してしまうケースです。



RISEbyStudy™で平易な用語でDXの真髄を理解してきた卒業生は、当然、現場でも難しい用語を使わずに最適なDXの提案と推進ができるので、誰でもすぐに理解、正しい合意形成をスピーディーに実現できます。


これは全体の工期短縮とコスト(人件費)削減につながり、節約分を次のDX投資に回せるという、正の循環の要となります。


また、『優しい』IT教育によって、社員が主体となってDXを進める際に、複雑なことを思い出すより、シンプルなコンセプトを思い出せるようになります。


DXのゴール、目的にフォーカス、冷静に取るべき段取りを、よりシンプルに考えられる事によって、作業のミスや不要なステップを踏むことも減ります。


これはデザインシンキングの考え方につながるものです。



もうお分かりだと思います。


DX人材にとって最も重要なスキルは、『簡単な言葉だけで組織をより良い方向に導く事』そのものなのです。


それには、難しい言葉で学ぶのではなく、『優しい』『誰でも分かる』言葉で学ぶ事が大切なのです。


 

RISEbyStudy™では2020年7月よりDX中核人材の育成と就職支援に取り組んでいます。

DX中核人材育成プログラム - RISEbyStudy™forDX  の詳細は下記リンク先をご覧ください。

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